節税の基本スタンス
『経費をたくさん』だけが節税じゃない!
皆様の持つ「節税」のイメージについて少し触れますが、「節税=経費をたくさん使う」というイメージの⽅が多いのではないでしょうか?
つまり「お⾦を⽀出する」ことですね。
でもそれでは、節税はできても会社にお⾦はなくなっちゃいますよね…?
税⾦を抑えたいのに、必要のない経費などを使い込んだところで、ただ無駄使いをしただけで、会社にお⾦は残りません。
税⾦で⽀出するか、無駄使いでの⽀出かの違いだけですね。
確かに巷で聞く節税策の多くが「お⾦を使う」⽅法であることも否めません。
でも「お⾦を使わない節税⽅法」も実はたくさんあるのです!
「節税」というのは、「決められた法律(税法)の範囲内で税⾦が少なくなる⽅法を選択する」ことです。その範囲内には、お⾦を無駄使いすることなく、税⾦を少なくする⽅法がたくさん存在しています。
また、その税法を上⼿く活⽤するには、どれも前もって計画することが必要なのです!
以上のことを踏まえて、弊社が考える「賢い節税」の基本スタンスは以下の通りです。
(1)経費として計上できるものをすべてきっちり計上する。
(2)有利な選択・届出をきっちり⾏う
(⻘⾊届け等の基本的な税務⼿続きを全て⾏っている)。
(3)所得分散をきっちり⾏う(社⻑の給料は適正額を取っている)。
(4)政策で認められている税制優遇制度をきっちり活⽤する。
・2015年7月11日 配信
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